もりさんとは

もりさんは、京都・西陣の金襴織元です。
伝統工芸品である西陣織金襴裂地は全国の節句人形店、
神社仏具店の皆さまや和装小物、またブライダル関連でもお使いいただいております。
現代の生活の中に西陣織金襴がもっと身近な織物であるようにというテーマをもって、
デザインし製織そして販売に至までを手掛けている会社です。
生地づくりへのこだわり
  • 紋様デザイン
    もりさんの「紋様デザイン」 『京の名工 京都府伝統産業優秀技術者』『瑞宝単光章賞』の受賞者で、西陣織伝統工芸士であった先代の森美左衛門は、様々な芸術的・古典柄などの文様を手掛け創業以来100年近く製作を続けた弊社の柄は5000種類以上となりました。
    その数々の素晴らしい文様を活かしつつ、近年では古典柄から着想した新しい柄をデザインしております。
  • 糸づくり
    もりさんの「糸づくり」 西陣織金襴は先染め織物です。使用する糸や箔の種類は350以上あり、特別な糸は図案に応じて一色ずつ匠の技により、長年の経験と研ぎ澄まされた感覚により染められます。
    四季の温度差により色合いや深みが微妙に変わり、一定の色を染めるには何度も染めを繰り返し、少しずつ色を重ね、艶やかな風合いと糸の太さや彩度により織り上がりに温かさを加え、京染めが奥深い彩色の美しさを生み出します。
  • 織り
    もりさんの「織り」 それぞれの織り技法に合った織機により、少しずつ緻密に表現され風合い豊かな裂地となります。
    織機にかけられるまでも、たくさんの工程を経て高度な技術と時間が求められるのです。
西陣金襴に、新たな風を。
  • 弊社で製織される金襴は、全国のひな人形司、仏具師の皆様にご用命を頂戴しており、その他にも和装小物やブライダル関連商品、また皆様の身近にある品では御守りや座布団といった、和小物としても使用されております。
    私たちは西陣金襴裂地の卸販売だけでなく、金襴が現代の生活の中にもっと身近な織物であるようにという想いをもち、商品の開発・デザイン・製織・製造そして販売を行っております。伝統的なデザインにとらわれない新しい紋様作りにも取り組み、新分野への挑戦も意欲的に行っております。